2010年9月22日水曜日

166鮭の粕漬け焼き弁当・平井真夫



一ヶ月遅れで母の墓参りに行ってきた。近づく台風を心配して、駅に迎いに来てくれていた実姉の車で椿沢の墓に向かった。愚弟を気遣いお花、線香、蝋燭一式をそろえて、忘れるといけないからと手土産『鮭の酒粕漬け』高級品を早々と手渡された。余談だが本来は21違いの長男を見舞いに故郷を目指したが、夜になると元気で兄貴夫婦(長岡の姉さん)、実姉そして私で酒盛りになってしまった。

兄弟の様子を母が上から見てる話が話題の中心だった。冷凍保存した『粕漬け』が弁当になってここにある。
母の心配は東京で悪い女に引っかからないこと、学生運動で人に迷惑をかけないこと、危険な山登りなんかしないことだった。

先輩友達に誘われ故郷の山『八海山』に登った。山は私には辛かった、体重が10キロも多いからだが、もともと一番苦手な種目だった。おばさんが黙々と登って行く・・ひたすら感動していた。生涯日帰りしか行くつもりは無いが、遊んでくれる相手がいるのは嬉しい・・・そのことに感謝したい。そして実姉の『鮭の粕漬け』は母の想いを思い出させてくれた。

0 件のコメント:

コメントを投稿